ビール廉売で卸3社警告 イオンとメーカー

酒類卸大手3社がイオンにビールを原価割れで納入していたとされる問題で、公正... 酒類卸大手3社がイオンにビールを原価割れで納入していたとされる問題で、公正取引委員会は1日、独占禁止法違反(不公正な取引方法)容疑で卸3社に警告した. 酒の不当廉売をめぐる卸業者への警告は初めて. 公取委は「不当廉売の解消には卸業者の仕入れ先と納入先の協力が不可欠」とも判断. イオンとメーカー4社に対し、卸業者との価格協議に応じるよう求める異例の要請をした. 要請に独禁法上の拘束力はなく、応じるかどうかは各社の判断に委ねられる. イオンは「無条件に価格協議に応じるつもりはない」とし、アサヒビールは「コメントできない」、キリンビールは「対応を検討する」、サントリーサッポロビールは「協議に応じる」としている. 公取委によると、警告を受けたのは、三菱食品(東京)▽日本酒類販売(同)▽伊藤忠食品(大阪市)の卸3社. 遅くとも2009年以降、イオンに約10銘柄のビールと発泡酒を納入した際、仕入れ値に運送費などを加えた価格を下回る安価で販売. 誰でも楽しめる手軽さが魅力! 『スーパー イオンは自社の利益を上乗せしても周辺の小売業者より安く売ることができた. このため、こうした業者の営業を困難にした疑いがあるという. ロング ブーツ 卸3社は「法令順守に努める」との談話を出した.