二児の母、バリスタ日本一に スタバでアン

スターバックスでコーヒーの抽出や接客をする「バリスタ」の日本一を決める「アンバサダーカップ2012」が4月20日、東京・千駄ケ谷日本青年館であった. 全国各地域の予選を勝ち抜いた13人が集結. ひいたコーヒー豆の香りを嗅いで銘柄を当てる嗅覚(きゅうかく)、同社の豆を言葉で表現するプレゼンテーション、味覚を競うテイスティングや壇上に作られた仮想店舗での接客の技術を競った. 優勝したのは名古屋市内の店で勤務する河内山亜弥子さん(37). アルバイト4年目の2人の小学生の母が全国955店舗で働く2万人以上の頂点に立った. 河内山さんは「客として来ていたときも店員が子どもを抱いてくれるなど親近感があった. バリスタとしておいしいコーヒーやサービスを届けることができてうれしい」と話していた. 優勝者は「アンバサダー」と呼ばれ、店舗勤務のほかにスターバックスコーヒージャパン社の顔として広報やコーヒーを広める活動をする.