除染・健康管理にIAEAが協力 福島県と

欧州を訪問中の佐藤雄平福島県知事は31日、ウィーンの国際原子力機関(IAEA)本部で天野之弥(ゆきや)事務局長と会談した. 佐藤氏は会談後、東京電力福島第一原発事故後の除染や住民の健康管理について、IAEA福島県が共同プロジェクトに取り組むことで合意したと明らかにした. 佐藤知事によると、天野氏は「福島の事故は世界全体の問題だ」と発言. 共同プロジェクトの詳細は今後詰めるが、IAEAが除染や健康管理の専門家を現地に派遣することなどが想定されるという. 佐藤知事は「IAEAの協力を得られ、福島県民も安心する」と記者団に語った. IAEAは今年12月、日本政府との共催で原子力安全に関する国際会議を福島県で開く. UGG クラシック トール 天野氏も福島入りする予定で、その際にプロジェクトについても協議するとみられる. (ウィーン=玉川透).