眼下に見えますのは…デッキで研修 東京ス

5月22日に開業する東京スカイツリー(東京都墨田区)で12日、観光客を案内する36人(女性35人、男性1人)のスタッフの研修があった. 高さ350メートルの天望デッキで墨田区観光協会の職員に眼下の隅田川国技館などについての説明を受け、熱心にメモを取っていた. スタッフはスカイツリー本体や併設の商業施設など5カ所で観光客らに対応する. 12日に研修を受けた女性スタッフ(24)は地元・墨田区在住. 天気が悪い日に飛行機に乗った際、雲を突き抜けて立つスカイツリーを見て一目ぼれしたという. 開業まで1カ月余り. このスタッフは「期待を裏切らないよう、しっかりと研修を受けたい」と話した. 研修は4月末まで実施される. 国連の人種差別撤廃委員会から、人権の扱いをめぐる「早期警戒措置・緊急手続き」に基づき、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の県内移設計画などについて説明を求める質問書が13日(日本時間14日)、在ジュネーブ国際機関日本政府代表部に届いた. 7月31日までに、日本政府の回答を求めている. 外務省幹部が14日の自民党外交部会で説明した. 質問書では、「琉球民族」が反対するなかで普天間飛行場代替施設を名護市辺野古周辺に造る計画に懸念を表明. 移設先の地域社会の権利保全などについて、具体策の説明を求めている. 国連で発言権を持つ非政府組織(NGO)「反差別国際運動」と、沖縄で人権や環境問題の活動をする2団体の計3団体が先月、同委員会に手続きに入るよう申し立てた. 団体側は、新基地建設や沖縄への米軍基地の集中が「琉球・沖縄人」への差別に当たるとして、日本政府は建設中止を含む計画見直しに踏み切るべきだと指摘している.