おいでよ どうぶつの森 プレイ日記61

一人のフランス人女性ココが世界のブランド・シャネルになるまでを描いたこの映画. シャネル好きの方やフランス映画が苦手な方には退屈に感じる映画だとは思いますが、個人的には「流行」の先に「個性」があるものだというココの信念みたいなものを描こうとした映画に見えました. ただ如何せん、この映画には説得力がないのが辛いところ. どうせなら2部作くらいの構成にしてガブリエル・ココ・シャネルの人生と信念を丁寧に描いてほしかったです. ブランドものに全く興味のない私でももちろん知っているシャネル. 世界中の女性が憧れるブランドの一つであるものの、この映画では私でも知っているシャネルのブランド品というものが一切出てこないんですよね. それはシャネル好きの方からすれば退屈に感じるところだと思いますが、逆に私には「ブランド品」ではなく「ココ」という一人の女性に注目してほしいという演出の現れだと思いました. 孤児院育ちで、酒場の歌手から裕福な将校の愛人になり、やがてイギリスの大富豪の愛人にもなった毒舌家である彼女の人生. 結婚を望むも彼女の独立心旺盛な性格と女性の地位がまだ低かった時代がそれを許さず、結局生涯独身を貫き通した意思の強い彼女の人生. それはまさしく「他と同じはイヤ」という彼女の強い「個性」そのものであり、映画もその「個性」を少しでも描くべく前半からフランス映画独特のシャレた会話と共に、ココがみんなの没個性的な衣装を見てはインスピレーションを受けていく様を描いているのですが、結局最後まで一つの分かり易い完成形を見せずにこの映画は終わっているので、ココ・シャネルがいかに素晴らしいかという説得力に欠けてしまうんですよね. 多分ココ・シャネルという人はオシャレというものは一人一人の個性を最大限活かしてこそ初めて成り立つものというのを世界で最初に確立した女性なんだと思います. 男性がどう好むかではなく、また周りの女性がどう評価するかではなく、まず自分をオシャレにすること. それができればオシャレに興味のある女性たちは自然とそのスタイルを取り入れますし、男性も自分にとって一番美しいと思える女性を見つけることができる. それがココ・シャネルが「流行」の先に求める「スタイル=個性」だと思うんですよね. そしてそれは男性の好みを重要視しなくなっても、まだどこか周りの女性の評価ばかりを気にしている現代女性のファッションについて危惧しているようにも思えました. 最近ではアゲ嬢でしたっけ. お水系ファッションが流行っているそうですが、大阪や神戸など都会へ行けばどこを見ても同じようなファッションばかり. 没個性を感じることも多くなりましたよ. そんな時代ということも重なってか、この映画が描こうとしていることは分かるのですが、やっぱり「これ! 」といったモノを見せてくれないので説得力に欠けるんですよね. そして説得力がなければパンチもない. オドレイ・トトゥも同じフランス人女優のマリオン・コティヤールを意識してか、えらい頑張ってましたが、こちらもココ一番の見せ場がないため説得力というかパンチが効いていませんでしたね. シャネル公認という映画ながらも、ココ・シャネルとブランド・シャネルの両方をきちんと理解した人が製作者サイドにいなかったように感じた映画でした. うん、ちょっと残念. 深夜らじお@の映画館 はブランドモノに費やすお金があれば映画を見るのに使います. いよいよ夏本番です! セミの鳴き声は風情がありますね (^-^) フリーマーケットは50万ベルも儲けました. この時期の虫は効率がいいですね. たぬきちのお店のゴールド会員になり、スーパーの模型を貰いました. ラコスケにホタテを渡して写真と金の斧を貰いました. トロワという新しい住民がやってきました. トロワから写真を貰いました. 今日の寄贈品は、ヒグラシ、ツクツクホウシ、ミンミンゼミ、アブラゼミ、 カブトムシ、コーカサスオオカブト、ゾウカブト、ヘラクレスオオカブト、 ニジイロクワガタ、ノコギリクワガタ、オオクワガタ、コガネムシ、プラチナコガネ、 ミイロタテハ、キリギリス、ライギョ、ドラド、アユです.