卓球男子単、吉田が初優勝 高校総体

大阪府泉佐野市は1日、市の新しい名称をつけられる権利「命名権」(ネーミングライツ)の購入を希望する企業の募集を始めた. 市名変更に伴う経費10億円を上回る提示が条件. 財政難の市に助けの手を出してくれる企業を待つ. 市は午前9時前、募集要領を市のホームページに掲載. 要領では、市の収入増につながる企業からの広告提案の参考例や応募資格などを挙げた. 1日午前中に企業からの問い合わせはなかった. 受け付けは当初、6~11月の予定だったが、正式な受付期間は短縮して11月の1カ月間とした. 1日から募集を始め、6日からは担当の職員3人が企業や団体からの相談や問い合わせに応じる. ロンドン五輪のバドミントン女子ダブルスで銀メダルを獲得した藤井瑞希(24)、垣岩令佳(23)の両選手が7日午後、帰国した. 成田空港の到着ロビーには約800人が詰めかけた. 疲れた様子ながらも「おかえりー」「おめでとう」と声をかけられ、笑顔で応えた. 同空港での記者会見で、藤井選手は「応援を力にかえて、銀メダルを初めて日本に持って帰ることができて本当にうれしい. 感謝の気持ちでいっぱい」と語った. 垣岩選手は「自分たちらしく、楽しくプレーできたのがメダルにつながったし、応援してくれた人たちと一緒にとったメダルだと思う」と振り返った. 「何がしたいか」「誰に会いたいか」との質問に、藤井選手は「早く熊本に帰って、応援してくれた人たちにメダルを見せて一緒に喜びたい」. 垣岩選手は「熊本にいる祖母に『いつもありがとう』と伝えたい」と話した. 両選手は8日、本拠地の熊本県に戻る予定.

高校総体第9日は5日、新潟など北信越5県で15競技があった. 卓球シングルス決勝は、男子は吉田雅己(青森山田)が初優勝. 女子は福岡・希望が丘の1年生同士の顔合わせで、前田美優が制覇した. 重量挙げは105キロ超級で、知念光亮(沖縄・豊見城)が高校新のトータル314キロで優勝. 2位の村上英士朗(富山・滑川)もトータル313キロの高校新を記録した. 105キロ級は多田佳弘(香川・多度津)が大会新のトータル306キロで2連覇を達成. 体操の団体総合は男子は関西(岡山)が29年ぶり2度目、女子は戸田翔陽(埼玉)が12年ぶり2度目の優勝を果たした.