大阪市営バス、運転手給料38%減案 市長

世界的な自動車耐久レース「ルマン24時間」の決勝が16日、スタートする. 13年ぶりに復帰するトヨタ自動車は今回から認められたハイブリッド車(HV)2台で参戦. 今季、HVで好成績をあげているアウディなどに挑む. 世界規模の自動車レースにトヨタが参戦するのは2009年のF1以来、3年ぶり. F1のモナコグランプリ、インディ500と並ぶ世界3大レースと呼ばれるルマンへの参戦は1999年以来だ. トヨタはスタッフら約100人がフランスのルマンに入り、サルテ・サーキットで13日から公式練習や予選に臨んだ. 決勝のスタートは16日午後3時(日本時間同日午後10時). 大阪市交通局は、赤字が続く市営バス運転手の給料を将来的に38%カットする方針を固めた. 橋下徹市長は現業職員の給料を民間並み水準にする方針だが、「一気の削減は法的にも難しいかもしれない」と段階的なカットを示唆した. 労働組合の反発は必至だ. 交通局によると、約700人の市バス運転手の平均年収は739万円(49.7歳). 厚生労働省の統計調査をもとに、府内のバス事業者の平均460万円(47.3歳)にあわせる方針で、年間で約280万円(約38%)をカットし、総額で約20億円以上の削減になる見込みという. 同局は地下鉄運転士や駅員ら他の部門の現業職員約4800人の給料カットも検討. 近く大阪交通労働組合(大交)と交渉する. 市と労組は給料について協約を結んでおり、カットには労使の合意による協約の再締結が必要になる.