小沢グループ幹部、新党結成準備を指示

探査機「はやぶさ」が小惑星イトカワ」から地球に持ち帰った微粒子の表面に、直径1万分の1ミリほどのクレーター(くぼみ)があるのが見つかった. 分析した岡山大学地球物質科学研究センター(鳥取県三朝〈みささ〉町)は「人類が確認できた最も小さいクレーターではないか」としている. 大きさ0.04~0.1ミリほどの微粒子を電子顕微鏡で分析した. クレーターのふちはドーナツのような形に盛り上がっていて、宇宙空間を飛び交う10万分の1ミリ程度の粒子が、秒速数十キロの超高速でぶつかってできたらしい. 周囲には、粒子の衝突で溶けて張りついたとみられるガラス質の破片もあった. センターの中村栄三教授(地球化学)は「イトカワは大気の影響がないので、宇宙を飛び交う粒子の影響がそのまま確認できた」と話す. 分析結果は米科学アカデミー紀要(電子版)に掲載される. (西村圭史). 民主党小沢一郎元代表グループ幹部は20日夜、都内のホテルにグループ議員を集め、「反対票を投じた後の行動も共にできる仲間に声をかけるように」と述べ、新党結成に向けて準備するよう指示した. 小沢氏は消費増税関連法案の採決で反対する意向を固めており、21日のグループ会合で反対の意思を表明し、結束を呼びかける. 小沢氏は20日に面会した議員に「みんなをまとめておいて欲しい」と明言. グループ幹部の東祥三内閣府副大臣は同日の両院議員懇談会後、記者団に「執行部との溝は埋まらない. 何を言ってもだめだ」と語り、新党結成も視野に動く考えを示した. 米男子ゴルフツアーのメモリアル・トーナメントは3日、米オハイオ州ダブリンのミュアフィールドビレッジGC(パー72)で最終ラウンドが行われ、前日4位のタイガー・ウッズ(米国)が7バーディー、2ボギーで67とスコアを伸ばし、通算9アンダーの279で逆転優勝. 今季2勝目、米ツアー史上2位のジャック・ニクラス(米国)と並ぶツアー通算73勝目を挙げた. 1位はサム・スニード(米国)の82勝. 5位でスタートした石川遼は3バーディー、4ボギーの73とスコアを落とし、通算2アンダーの286で9位. 今田竜二は80と崩れ、通算10オーバーで62位だった. (時事).