玄葉外相、イラン外相に懸念伝える 核開発

陸上のロンドン五輪男子400メートルリレーへの出場を目指す日本代表候補が1日、大阪選手権に出場. 第1走から江里口匡史(大阪ガス)、山県亮太(慶大)、高平慎士(富士通)、飯塚翔太(中大)のメンバーで2本走り、1本目が38秒71、2本目が38秒83と低調だった. 五輪に出るためには、昨年1月から今年7月2日までの記録のよい2レースの合計タイムで、世界16位までに入らないといけない. 6月28日時点の国際陸連の集計で日本は13位だが、この日のタイムはこれまでの上位2レース(38秒66、38秒69)を上回ることができなかった. 北京五輪の同種目で銅メダルを獲得した高平は「ロンドンで勝負するためには物足りない」と悔やんだ. 玄葉光一郎外相は8日、東京都内でイランのサレヒ外相と会談し、イランの核開発問題に「懸念を持っている」と改めて伝えた. サレヒ氏は「イランの原子力活動はすべて平和目的だ」と応じた. 玄葉氏は国連安全保障理事会常任理事国にドイツを加えた6カ国とイランが行っている核問題をめぐる協議に柔軟に応じるとともに、疑惑解明を目指す国際原子力機関(IAEA)に協力するよう要請. 両外相は、今後も意見交換を続けることで一致した. イランの核問題をめぐっては昨年12月、玄葉氏がサレヒ氏に核開発を断念するよう求める書簡を送っている. サッカーのドイツ女子1部リーグで、FW永里優季が所属するポツダムは2日、敵地でバット・ノイエナールと対戦し、永里の2ゴールの活躍で2―0と快勝した. 永里はフル出場し、勝利に貢献した. (時事).