天安門を悼む? 「64.89」 4日の上

民主化を求める学生らが武力弾圧された天安門事件から23年を迎えた4日、上海株式市場の総合株価指数の下げ幅が64.89ポイントとなった. 1日の下げ幅として今年最大だったばかりか、数字が事件発生日の1989年6月4日と一致した. 中国では「六四」は天安門事件を、「八九」は89年の民主化運動を指す. 香港紙などによると、指数の操作には50億元(約615億円)以上が必要で、その痕跡もないという. 偶然の一致と見られるが、中国版ツイッターの「微博」では「市場の神も、事件を悼んだ」などの書き込みが相次いだ. ただし、数時間後には書き込みは削除され、「上海証券指数」を示す言葉などが検索できなくなった. 中国当局が規制したとみられる. (香港=小山謙太郎). 3DS用レースゲーム『ガチャレーシング』 東京・浅草の三社祭は最終日の20日、本社神輿(みこし)の渡御(とぎょ)があり、最高潮を迎えた. 昨年は東日本大震災で渡御を自粛したため、2年ぶり. 間もなく開業する東京スカイツリー目当てで訪れた観光客も多く、祭りは3日間で184万人と「過去最高の人出」(浅草神社)でにぎわった. 神社の社殿前で午前6時ごろ、氏子たちが3基の本社神輿を一斉に担ぎ上げると土煙が上がった. 重さ約1トンの神輿を境内から担ぎ出す「宮出し」だ. 神輿は渦を巻くように旋回. 3基はそれぞれのコースに分かれて町内を巡った. 浅草で生まれ育った中学校教員の市川亙さん(59)は「2年ぶりに神輿渡御が出来てうれしい. スカイツリーをバックに担ぐのはいいね」と笑顔だった. 今年は三社祭の起源とされる舟祭(ふなまつり)が始まって700年の節目.