日経平均、欧州不安で全面安 午前終値は9

7日の東京金融市場では、仏大統領選やギリシャ総選挙の結果を受けて欧州の政府債務問題への懸念が再燃し、共通通貨ユーロが売られている. 1ユーロ=103円台と、約2カ月半ぶりの円高ユーロ安となり、午後1時現在では、2日午後5時時点より2円24銭円高ユーロ安の1ユーロ=103円58~60銭. 対ドルでは、同53銭円高ドル安の1ドル=79円79~80銭. 円高で輸出企業の業績が悪化するとの懸念からほぼ全面安となり、日経平均株価は一時270円16銭も値下がり. 午後1時時点では前営業日の2日終値より260円59銭(2.78%)安い9119円66銭だった. 東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は同21.50ポイント(2.71%)低い771.37. 午前の終値は2日終値より245円99銭(2.62%)安い9134円26銭と、約3カ月ぶりの安値となった. TOPIXは同19.92ポイント(2.51%)低い772.95. 出来高は8億1千万株だった. 輸出が多い自動車や電機業界を中心に全面安となっており、パナソニックソニーなどが年初来安値を更新した. 東京市場に続いて取引が始まったアジアの株式市場でも、株価が下落している. 西日本鉄道は3月下旬から、福岡市内に観光用の2階建てオープンバスを走らせる. 天神、博多、百道など、市内の観光スポットを1時間かけて回り、添乗するガイドが案内する. 年間5万人の利用を見込む. 高島宗一郎市長と西鉄竹島和幸社長が26日発表した. 観光客を呼び込みたい市長の要望をきっかけに実現したという. サッカーグッズ コースは二つ. 商業施設の集まる天神、JR博多シティのある博多駅周辺、博多埠頭(ふとう)〈ベイサイドプレイス博多〉などを回る「都心コース」には、博多祇園山笠を車体にあしらった赤いバスを走らせる.