ジャージ部魂を忘れない! 『輪廻のラグラ

運命とは神様が書いた粋な脚本. これはこの映画の内容だけでなく、この映画そのものにも当てはまるような気がしました. 第81回アカデミー賞で作品賞や監督賞を始め最多8部門を獲得したこの作品は、まさにボリウッドが世界的地位を確立したこの時代だからこその傑作であり、世界的大不況に喘ぐこの時代だからこそオスカーを取るべき運命にあった素晴らしき映画だと思いました. ボリウッドでもお馴染みのムンバイのスラム街で育ったジャマールが番組史上最高額の2000万ルピーに挑戦するための残り1問を明日に控えた午後に、不正容疑で警察に尋問されるところから始まるこの物語. まず何といってもジャマールがこれまでクイズに答えてきた様子と彼の過酷な人生を巧く重ね合わせながら見せているところが巧いです. 特にジャマールの過酷な人生での緊張感と、彼が番組内で正解発表を待つまでのあの緊張感を、まるで「吊り橋理論」かのようにリンクさせる演出はお見事. ダニー・ボイル監督がオスカーを受賞したのも納得でしたよ. またジャマールとラティカが再会したり、また離れ離れになってしまう場所として駅を用いているのも個人的には粋でお見事だと思いました. 駅というのはたくさんの列車が発車してしまう場所であり、一つの旅が終わったり始まったり、また乗り継ぎのため列車と列車が出会ったりする場所. そんな場所でジャマールとラティカが時に離れ離れになりながらも、最後には再会して悲しい過去を忘れ新しい人生を歩もうとする象徴として描いているところは素晴らしかったです. ただ個人的に前半のスラム街の様子が『シティ・オブ・ゴッド』や『トレインスポッティング』のようであり、生命力や疾走感に溢れながらも、ちょっと既視感があったのはちょっと残念. でも『ボンベイ』と同じくイスラム教徒とヒンドゥー教徒の争いから人生を狂わされたジャマール、ラティカ、サリームの3人が出会い、離れ、そして再会を果たす姿を見ていると、やはり運命は神様が書いた粋な脚本と思えてしまうんですよね. 最後のライフラインだったテレフォンでジャマールとラティカが繋がり、弟がミリオネアになった同時刻にサリームも風呂場で即席のミリオネアになりながら、あの番組を見ていた全ての視聴者と同じようにジャマールに希望という夢を託すくだりも、自然と涙がこぼれてしまうほどに心が静かに温かくなりました. 運命は神様が書いた粋な脚本. だから答えは「D:It is Written.(運命だった)」なのかと思いつつ、予告編の通り本当に「狂おしいほどの愛」を感じさせてくれる素晴らしい映画でした. ラストでインド映画に対するオマージュなのか、ダンスシーンを取り入れているところも、音楽の起用法が巧いダニー・ボイル監督ならではのこの作品とボリウッドへの「狂おしいほどの愛」と「敬意」の表現方法だったのかも知れませんね. 深夜らじお@の映画館は憧れのスターに会いたくてもウンコまみれにはなりたくありません. 秋といえば食欲の秋! のりえぽんです. 秋じゃなくても食べてばっかりな気がしますが. 今回のアンケートでは、そんな食欲の秋にちなんで(? )、ゲームに登場する食べ物で「実際に食べてみたい! 」と思うものを皆さんに聞いてみました. キャラクターたちがおいしそうに食べるモノって、どんな味か気になりませんか? 中にはマズそうで気になるものもありますが... . コメントもたくさんいただきましたので、一気に紹介していきましょう! (集計期間は10月20日~11月9日) ゲームに登場する食べ物や料理で、食べてみたいものはありますか? ・こんがり肉(『モンスターハンター』シリーズ) 『モンスターハンター』にはなくてはならない要素でハンターなら誰しも一度は食べてみたいと思うはず! コンビニのレジ横とかで販売しないかな... . (ムジャキさん) ・タツタサンド(『Ever17 -the out of infinity-』) 作品内の人物たちは、タツタサンドのみの食事で閉じ込められている間を生き延びた. 何度も描写が出てくるので興味が湧いた. (abgd93さん) ・ドラゴンステーキ(『プリンセスクラウン』) ヴァニラウェアの作品は食べ物のグラフィックが凝っていて、この骨付き肉は特においしそうに見えたので. (Darksolさん) ・さおとメロンパン(『うたの☆プリンスさまっ♪』) 実際に商品化するとただのメロンパンになるのはわかっているのですが、あのシャイニング早乙女が手作りしている、とてもおいしいメロンパンと聞くと、どんなにおいしいメロンパンなんだろう... !? と食べてみたくなります. でも、たぶんただのメロンパンにしかならなくてガッカリしそうなので、商品化はしない方向で(笑). (こけよねさん) ・いちごとうふ(『MOTHER』シリーズ) 意外な組み合わせですが、実際にあったらヘルシーなデザートになりそうでおいしそうです. (ミィナさん) ・熊沢さんの鯖料理(『うみねこのなく頃に』) 鯖のフルコースを味わいたい. (ぼぶさん) ・オボンヌ(『アルトネリコ世界の終わりで詩い続ける少女』) おいしそうで、作品自体がとても好きなので. 再現もできそうな感じもします. (ともえさん) ・マーボーカレー(『テイルズオブ』シリーズ) どうしても食べたくて、家で作ったことがあります. 最初は心配でしたがすごくおいしくできて自分でもびっくりしました! 今でもたまに作っています. (はるママさん) ・ソーダ飯(『テイルズオブエクシリア』) ゲームで初めて名称を目にした時のインパクト. ソーダ、飯、一体どういうことだと... . 一度食べてみたい. (4400さん) ・初恋ジュース(『ゴッドイーター』) 名前はおいしそうなのに、"殺人ドリンク"や"アラガミ"がよってきたなどとんでもない味らしいのが気になる. トラウマになるほどのジュースって... . (ユウキさん) ・はにゅうめん(『SIREN: New Translation』) 思い浮かんだけどやっぱり食べたくないですわ... . (ねむいさん) ・エスト瓶(『ダークソウル』) ゲーム中でおいしそうにごくごく飲んでいるので、プレイする度に気になってしまう. でも、不死者のための物らしいので、実際に飲んでもおいしくないとは思う. (白鼠さん) ・いのちのきのみ(『ドラゴンクエスト』シリーズ) 最近年のせいか、HPが減ってきた感じがあるので. (くまいちゆういちさん) いくつかピックアップして紹介しましたが、皆さんが食べてみたい食べ物はありましたか? ちなみに、一番回答が多かったのは、『モンスターハンター』シリーズのこんがり肉でした. 確かに、ハンターたちがおいしそうに食べているのを見ると、食べたくなってしまいますね. 『モンスターハンター』シリーズは、その他の食べ物・飲み物も人気でした. 「アイルーキッチンのご飯が食べたい! 」という方も. あの大きなおにぎりにかぶりつきたい! 多数の料理が登場する『テイルズオブ』シリーズからも、いろいろな料理が選ばれていました. ダントツで多かったのはやっぱりマーボーカレーでした. マーボーカレーは、コラボカフェでもメニューになっていたり、商品化もされていますが、「自分で作ってみた」という人が意外に多くて驚きました. 最近は、ゲームのコラボレーションイベントなどで、食べ物が提供されることも多くなってきました. りえぽんは、ゲームに登場する食べ物とはちょっと違いますが、11月29日からファミリーマートで販売される"スライム肉まん"が気になっています! 発売したら毎日買っちゃいそうです. (りえぽん@きっと冬も食べてばかり). バンダイナムコゲームスは、8月23日に発売するBD『輪廻のラグランジェ -鴨川デイズ- GAME&OVA Hybrid Disc』の新たなPVを公開した. 本作は、2012年1月~3月に放送されたTVアニメ『輪廻のラグランジェ』のOVA『鴨川デイズ』を収めたBD. 映像特典として、TVシリーズseason1のおさらいムービー(season2第0話)や声優が出演するスペシャル番組なども収録. 封入特典には、TV版のおさらいから『鴨川デイズ』の設定まで網羅した小冊子が用意されている. PS3で再生すれば、原作追体験&オリジナルストーリーで描かれるメカアクションゲームもプレイでき、ゲームとアニメで『輪廻のラグランジェ』をまるっと楽しめるアイテムになっている. 公開されたPVでは、『鴨川デイズ』やゲーム、特典など本作の内容がたっぷりと紹介されている.